
今年の1月からずっと毎月お米を送ってもらっている「ゆきの農園」さんを訪問し、農園を経営されている木村さんご夫妻にご案内いただきました。木村さんご夫妻は無農薬無肥料の循環型農業を1970年代から手掛けておられます。

ゆきの農園さんの所在地の滋賀県東近江市上平木地区は、きれいな湧水に恵まれた穀倉地帯です。至る所から湧水が溢れ出ていました。田んぼに水をはる時期は膝から下がぬかるみの中にすっぽりと入ってしまうそうです。新潟もそうだったのですが、やはり元から湿地帯として存在していた地域は、お米作りにとても適した土地なんだという事がわかります。

ちょっとわかりにくいけど、用水路にアイガモがたくさんいます。田んぼに水をはる時期は、アイガモが田んぼの雑草をきれいに食べてくれて大活躍なんだそうです。米作りは雑草との戦いで、除草機で取っても稲の根元に生えた雑草はきれいにとれなくて、稲が成長するにつれて人の手で雑草を除去するのが大変になるそうです。そこで、みんな除草剤を使ってしまう・・・ とおっしゃってました。しかも雑草ごとに農薬があって、違う雑草が生えてくる度に農薬で除去する事になってしまうのだそうです。食べるものに薬を使ってはいけないと、ゆきの農園さんでは1970年代からずっと農薬に頼らない農業を貫いてこられたそうです。

穂が成っている稲もあって、今は田んぼの水は抜いてある状態です。収穫は9月末くらいになるそうです。新米がとても楽しみです。我家では新嘗祭に合わせて新米を注文しようと思っています。

田んぼのすぐ近くには御澤神社がありました。

主祭神は水神様のいちきしまひめ(市杵島姫命)です。 天の橋立に近い丹後国一之宮 籠神社では御祭神のひこほあかりのみこと(彦火灯命)と夫婦とされています。

参道脇で湧水が汲めるようになっています。とっても美味しい御水です。遠方からわざわざ汲みに来られる方も多いんだそうです。
8月21日に御祭があると、木村さんご夫妻はとても楽しみなご様子でした。

今回は、いつも注文する白米と玄米の他に、木村さん手作りのお味噌も購入してみました。お味噌の前に置いてあるのが説明書です。ゴウヤ、キュウリ、冬瓜 しそジュースはお土産でいただきました。感謝感謝(-人-)です。
早速今晩いただこうと思っています。
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